ファミリーマートは19日、愛媛県松山市のファミリーマート店舗60店に設置しているイーネットATM(現金自動預払機)60台にて、伊予弁での音声対応を開始したと発表した。

同取り組みは、松山市が2012年から取り組んでいる「だんだん松山プロジェクト」の活動に、イーネットが協力することで実現したもの。ATMの出力音声を、「いらっしゃいませ」は「ようおいでたなもし」に、「ありがとうございました、またお越しください」は「だんだん、またおいでんか」に変更した。松山弁の音声は2種類のみで、利用カードの種類は問わない。

ファミリーマートに設置するイーネットATMでは、2012年7月から沖縄本島内の、2014年11月から石垣島内のファミリーマート店舗にて、沖縄方言での音声対応を行っている。松山市においても、伊予弁の音声対応を取り入れることで、地域に根差したサービスの提供を目指していくという。