ワークプレイス・ソリューションプロバイダーのリージャスは19日、「理想の職場」に関する調査結果を発表した。同調査は2014年7月の1カ月間、世界100カ国の経営者及び経営幹部ら2万2,320名を対象に実施された。

「理想的な職場に必要な要素」

駐車場の必要性は低い

「理想的な職場に必要な要素」の第1位は、国内・世界平均ともに「高機能で信頼性の高いIT環境」(日本56%/世界82%)であった。

2位以下について、日本は「ターミナル駅や複数路線乗り入れ駅に近い」(55%)、「安全性が高い」(40%)がトップ3。世界は「安全性が高い」(67%)、「素敵な外観」(63%)がランクインしている。

世界平均と比較すると、日本は「素敵な外観」(日本29%/世界63%)、「プロフェッショナルな受付スタッフ」(日本21%/世界55%)の割合が低い。同社はこの結果について、取引先など対外的により良く見られることを諸外国と比べると重要視していないためと推測している。

また、諸外国と比べて電車通勤者の割合が高い日本人は、「ターミナル駅や複数路線乗り入れ駅に近い」(日本55%/世界49%)事を重視し、「駐車場がある」(日本14%/世界48%)については必要性を感じる割合が低いという結果も出た。