アイ・オー・データ機器は11月19日、ハイビジョンディスクレコーダー「RECBOX DR」シリーズを発表した。容量2TB、3TB、4TBの3タイプが用意されている。発売は12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は2TBモデルが35,800円前後、3TBモデルが41,800円前後、4TBモデルが53,800円前後(いずれも税別)。

「RECBOX DR」

RECBOX DRは、テレビやレコーダーなどで録画した番組をダビング・ムーブして保存できるネットワーク上のストレージ(コンテンツサーバー)。保存した番組は、ホームネットワーク内ではDLNAとDTCP-IP、屋外では「DLPAリモートアクセスガイドライン2.0」に準拠した機器から視聴することができる。ホームネットワーク内では同時に3台、屋外では1台の機器から視聴が可能だ。

DLPAリモートアクセスガイドライン2.0は、DLPA(デジタルライフ推進協会)が2014年に策定したもので、同規格に準拠した製品同士であれば、メーカーが異なっていてもインターネット経由で番組の視聴を行うことができる。

2014年11月19日現在で、同規格に対応しているコンテンツサーバーは、RECBOX DRのほかにバッファロー製の「LinkStation MyBox LS411DX」シリーズが存在する。プレーヤーソフトはデジオンが提供している「DiXiM Play SE」で、iOS用、Android用、Windows用が発表されている。なお、RECBOX DRには各環境用のDiXiM Play SEが1ライセンスずつバンドルされる。

通信速度に合わせて映像のサイズを変換する「Smartplaying Engine」(トランスコーダー)も搭載。Wi-Fiや3Gなど、環境によって通信速度が異なってもスムーズな映像を楽しむことが可能だ。