佐藤浩市「みんなは僕の後ろに三國を見るし、僕はスタッフの後ろにいる三國を見る」 映画『愛を積むひと』クランクアップ!

映画『愛を積むひと』

 2014年10月末に、映画『愛を積むひと』(朝原雄三監督)がクランクアップを迎えた。佐藤浩市と樋口可南子が第2の人生を歩む夫婦を演じる本作は、北海道の大地に本建築のオープンセットを建てて、およそ1年に亘る撮影を敢行。鮮やかな緑に覆われた美瑛の丘を、マルチコプターを駆使して4Kのカメラで空撮したり、日本百名山のひとつである十勝岳で登山撮影に挑むなど、スケールの大きな風景がスクリーンいっぱいに広がる。そして、北海道の雄大な自然と豊かな四季を丁寧に紡ぎ出しながら、夫婦の愛、家族の絆を描いた作品になっている。

<クランクアップに際してのコメント(一部抜粋)>
●佐藤浩市
 隣にいる人を受け入れられる、そういう優しい気持ちになってくれたら
朝原組は「釣りバカ日誌」で三國と一緒にやってきたスタッフが多いので、みんな僕の後ろに三國を見るだろうし、逆に言うと僕は朝原さん含めて、スタッフの後ろにまた三國を見る。そんな、普段なかなか無い相関性がありました。僕が演じた篤史は、いい人なんです。いい人なんだけれど、単純に人を許せなかったりとか、そういった狭いところで生きてしまうところがある。やっぱり、“人を許す”って大変な事なんですよね。それなりに人生経験を積んできた人間なのに、なかなか難しい。“人を許す”ことで、自分自身が前向きになれるという、そのことが上手くスクリーンに出てくれればいいなと思いますし、今回僕の中では、そのことがテーマとして一番大きかったなという気がします。あとは、お互いを受け入れるということですよね。この映画を観てくれて、なんとなく隣にいる人を受け入れられるっていうかな、そういう、少し優しい気持ちになってくれたら嬉しいです。

●樋口可南子
 苦労はたくさんあったのに、純な気持ちを失わないこの夫婦は、つくづくいいなぁと思いました
命の時間が長くないと知った妻は、残された時間をどう夫と過ごすのだろう? 自分のため、夫のため、娘のため、何をしたいのだろう? ロケの間、ずーっと考えていたような気がします。 実は、石塀を夫に作って欲しいという希望を出すところが、とりわけ難しかった。 この突飛な希望って大丈夫なのかなぁと思っていたのですが、 浩市さんの石を積む姿を見ていたら、なんだか妙に納得してしまいました。 私の答えは、言いません。 映画を観て下さる方からもいろんな答えが出そうで、今から楽しみです。

■愛を積むひと
原作:『石を積む人』エドワード・ムーニー・Jr.(小学館文庫刊)
監督:朝原雄三(『釣りバカ日誌』シリーズ、『武士の献立』 )
脚本:朝原雄三、福田卓郎
音楽:岩代太郎
劇中歌:「SMILE」(Nat King Cole)
製作:「愛を積むひと」製作委員会
企画・制作:アスミック・エース/松竹
制作プロダクション:松竹撮影所
配給:アスミック・エース/松竹
出演:佐藤浩市、樋口可南子、北川景子、野村周平、杉咲花、吉田羊、柄本明
公開:2015年初夏 全国ロードショー

<解説>
2004年に出版され、翻訳本としては異例のロングセラーを続けているエドワード・ムーニー・Jr.著の『石を積む人』(「The Pearls of The Stone Man」)が、舞台をアメリカから北海道に移して映画化される。メガホンをとるのは朝原雄三監督。仕事一筋で生きてきた、実直で不器用な主人公・篤史(あつし)を演じるのは、日本を代表する俳優、佐藤浩市。愛する妻を失った男の悲哀と再生を、惜しみなく演じる。篤史の妻で、心臓の病を抱えながらも、陽気でしっかり者の良子(りょうこ)を演じるのは、7年ぶりにファン待望の映画出演となる樋口可南子。一人娘・聡子(さとこ)に、新境地で臨む北川景子。更生を誓い、篤史の家の石塀作りを手伝う青年・徹(とおる)に、野村周平。誰にも言えない秘密を抱える徹の恋人・紗英(さえ)に杉咲花、娘の将来を心配する紗英の母・美智子(みちこ)に吉田羊。そして、頑固一徹な紗英の義父・熊二(くまじ)に柄本明と、ベテランから躍進目覚ましい若手までこれ以上ない豪華なキャスティングが実現した。2015年初夏、北海道の雄大な自然、豊かな四季と、かけがえのない夫婦の愛、家族の絆を描く感動作が誕生する。

⇒映画『愛を積むひと』公式サイト http://www.shochiku.co.jp/movie/aiwotsumuhito/

■『石を積む人』
エドワード・ムーニー・Jr. [訳]杉田 七重
小学館文庫刊
定価:本体850円+税


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