カプセル式コーヒーのシステムで人気のネスプレッソが、世界初となる一般参加型コーヒーテイスティングコンテスト「Nespresso Gold Capsule Contest2014~ネスプレッソ ゴールド カプセル コンテスト2014」を11月21、22日の2日間、東京と大阪で開催する。

同コンテストは、コーヒーテイスティングの質を高めることを目的に、世界50カ国以上の同社社員を対象に実施していたもの。今回、初めて一般が参加するコンテストとして開催する。試験は、世界中の農園で生産されるコーヒー豆のうち豊かで繊細な味わいを持つ1~2%の高品質な豆を集め、カプセルに封じ込めた22種類の“グラン・クリュ(=特級)”の中から、7種類をテイスティングし、コク、香り、味を評価し、正確性を競うものと、コーヒーの知識を問う筆記試験の2つ。

開催場所は、東京会場がネスプレッソブティック表参道店内、大阪会場が同大阪心斎橋店内にあるネスプレッソコーヒーエクスペリエンスセンター。日時は両会場ともに11月21日が“ネスプレッソクラブメンバーDAY”としてネスプレッソクラブ会員のみが対象、翌22日が会員以外を対象となり、各日計3回行われ、参加定員は各回15人となっている。

同コンテストの結果は、両日ともに当日に発表され、表彰式が行われる。最優秀者には、“Nespresso Connoisseur ネスプレッソ コノサー”(目利き・鑑定家)として、ネスプレッソの魅力を伝える活動に協力してもらう予定だという。

ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さん(右)とソムリエの田崎真也さん

なお、同コンテストの開催に先駆け、10月28日にネスプレッソブティック表参道店でメディア向けに行われた特別体験会「Nespresso Gold Capsule Contest」には、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんとソムリエの田崎真也さんが登場。実際にコーヒーテイスティングを体験した2人からは、「(ワインもコーヒーも)もともとどちらも果実。農作物ですので、ワインの世界でテロワール(Terroir)と言いますが、育った土壌とか、気候風土、ピンポイントでの気候が味そのものに影響しています。テイスティングするときは、果実が育っている気候などをイメージしながら」(田崎さん)、「田崎さんのテイスティングの仕方を聞いて、いかに今までいい加減に飲んでいたかを感じました。コーヒーも色んな種類があって、違う飲み物に感じるぐらい。酸味、コク、口に残った感じ。飲む前の香り、かきまぜる。香りに順番があるというのが。確かにありました」(高嶋さん)といった感想が語られた。