「MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード」ではグローバル・アイコン賞を受賞したオジー・オズボーン

ブラジルのアマゾンで発見された新種のカエルが、英ロックバンド、ブラック・サバスのフロントマンを務めるオジー・オズボーンにちなんでオジーと名付けられたという。

アマゾン熱帯雨林で研究中の科学者が2009年の生物多様性調査中に発見した「けたたましいコウモリのような鳴き声を持つ」という全長19.4ミリのこのカエルは、1982年のライブ中にコウモリの頭を食いちぎったことで有名なオジーにちなんで「ペンドロプソファス・オジー」と名付けられた。この調査に参加している科学者の1人は「その鳴き声を聞いてすぐに新種だとわかりました。あのような鳴き声を聞いたことはなかったからです」と説明している。長い手足の指を持ち、木に生息するというこのカエルを研究所に持ち帰ってから、研究者たちはその「コウモリガエル」のことをずっと話し合っていたそうで、オジー・オズボーンとブラック・サバスの話へとたどり着いたらしい。

この話を聞いてオジーの娘ケリーは、ナショナルジオグラフィックの記事にリンクを付け、感激のコメントをツイートしている。「新種のカエルが自分の名前にちなんで名づけられると、達成したとわかるものよね!!! お父さん、おめでとう」また、11月9日にグラスゴーで行われた「MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード」でグローバル・アイコン賞をオジーが受賞した際にケリーは「最初はカエルで今回はこれ。お父さん、今日は絶好調ね! おめでとう! とても誇らしいわ!」とコメントしていた。

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