俳優の渡辺徹が、16日に放送された日本テレビ系のバラエティ番組『有吉反省会』(毎週日曜22:30~22:56)に出演し、"エセ関西弁"の理由を明かした。

"エセ関西弁"の理由を明かした渡辺徹

1981年に放送されたドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)でラガー刑事を演じ、俳優デビューを飾った渡辺。その後は役者として活動する傍ら、自身の体形ネタを武器にバラエティー番組でも活躍する。ところが、茨城出身でありながら、バラエティー出演時などには「誰がブタ俳優やねん!」「ホンマかいな!」「アホか!」と"エセ関西弁"を連発。番組では方言の専門家から「アクセントの場所が違う」という冷静な指摘も受けていた。

この"エセ関西弁"について渡辺は「使いたくてやってるんじゃない」とコメント。一時、抱えていた6人の付き人全員が大阪出身で、移動中の車内から楽屋まで関西弁を聞き続けた結果、気づいたらテレビ出演時に「なんでやねん!」とツッコミを入れていたという。そのほか、20年間レギュラーを務めた番組が大阪だったことも影響していると説明。妻でタレントの榊原郁恵もこの"エセ関西弁"を嫌がっているそうで、「舌打ちとかしてますね」と榊原の裏の顔を暴露した。

そんな渡辺がこの"エセ関西弁"を反省するのは、東京生まれ東京育ちの次男が食事中に「なんでやねん!」と発言したこともきっかけ。ちなみに自身の茨城弁は、1980年から所属する劇団・文学座で矯正されたという。この日もお笑い芸人顔負けのエピソードトークを披露する渡辺に、司会の有吉弘行が「今、肩書何ですか?」と質問をすると、アゴに指をあてながら「ん~分かんない!」と答え、スタジオの笑いを誘っていた。