開館一周年記念展「龍宮の海」展を開催 ※作品「癒しの光」

伊東昭義美術館はこのほど、開館一周年記念展「龍宮の海」展を開始した。

"海中の色彩の発見者"伊東昭義の、「ウミガメ」をテーマにした展示

作品「モニュメント」

同展は、今注目を集めている「ウミガメ」をテーマにした伊東昭義の新たな展示。同館が11月4日で開館1周年を迎え、2013年の開館以来、多くの人々に来館してもらったことに感謝の意を表し、開催するものとなる。

伊東昭義は、海中に広がる命の美しさを鮮やかに表現することから、「海中の色彩の発見者」と評されているという。その鮮やかさは、多くの人々にインパクトを与えながらもヒーリング効果に満ちており、1年間で幼少児、国内外からの学生も多く訪れ、リピーターも多い。地下の展示室には、透過光版による照明設備のあるコルトンルームが配置されており、海中にいるかのような臨場感を覚える。海中を漂う魚のように、遊泳のポーズをして海の中の感覚が味わえるという。

同展では、ウミガメが出迎え、海の中の目にも鮮やかな「龍宮の海」へ来館者を案内。さまざまな色や形の魚たちが神秘的な中にもひょうきんなしぐさで見る人の目を楽しませる。ストーリーと夢のある龍宮で癒やしの光を浴びて帰還につく、という流れになっている。

同館の所在地は、東京都目黒区目黒3-11-3。開館時間は10時~17時。休館日は、 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は火曜日)。入場料(税込)は、 大人800円/大・高校生600円/中・小学生・65歳以上400円。5歳以下は無料。