米アカデミー賞11部門の史上最多受賞に輝くピーター・ジャクソン監督が手掛ける『ホビット』シリーズ完結編、『ホビット 決戦のゆくえ』(12月13日公開)の本予告が12日、公開された。

『ホビット』シリーズ完結編、『ホビット 決戦のゆくえ』

シリーズ製作費が史上最高の映画製作費となる約800億円を記録した『ホビット』シリーズは、平凡で臆病なホビット族の主人公ビルボ・バギンズが、魔法使いと13人のドワーフと共に、恐ろしい竜"スマウグ"から奪われた王国を取り戻す危険な旅を繰り広げる物語。完結編では、強大な悪、冥王サウロン率いる闇の軍勢や、仲間同士の対立など困難が待ち受けており、ビルボは自分を犠牲にし、仲間の命を守るために究極の決断をする。

このたび公開された本予告では、感動的なドラマと壮絶なラストバトルを凝縮。『ホビット』シリーズの主要キャラクターに加え、『ロード・オブ・ザ・リング』からの13年間の歴史に幕を閉じるべく、エルフの王子レゴラス(オーランド・ブルーム)や、美しいエルフのガラドリエル(ケイト・ブランシェット)、裂け谷の領主エルロンド(ヒューゴ・ウィーヴィング)、白の魔法使いサルマン(クリストファー・リー)、そして、「共に戦うのだ。命尽きるまで」と呼びかける灰色の魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)の姿も見られる。

1995年から本シリーズの企画がスタートし、約20年間にも渡ってシリーズの世界を創り上げてきたピーター・ジャクソンは、「撮影が終わった時が一番心を揺さぶられる瞬間だったよ。この映画を完成させることは、ちょっと変わった感じで興奮させられるものがあった。なぜならそこには、少なくとも3本の映画につながる可能性があるからだ」と語り、「僕自身は、本作にとても興奮しているし、とても満足している。この作品を世の中に出すことに誇りに感じている」と自信を見せている。

また、一番感慨深い瞬間としてイアン・マッケランのクランクアップをあげている。「イアン・マッケランとの別れが一番つらかった。彼の最後の日がね。彼とすべてのことを経験した後だからね。ガンダルフとして彼が演じた最後のショットでは、『これで本当に終わりだ』と感じた。『僕らはまた会うことになるけど、ガンダルフはこれで終わりなんだ』と」と振り返る。


(C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.