アプリックスIPホールディングスは11月11日、同社のBeaconが、ジェナのBeaconアプリを簡単に作成できる法人向けビーコンサービス「Beacapp」に採用されたと発表した。設備管理や点検、出退勤管理、行動解析、状況把握など、Beaconを活用した法人向けサービスとして同日に提供開始した。

ジェナが採用したアプリックスのBeacon「MyBeacon シリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能である位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用。電子認証によるセキュリティ機能などを備えるBeaconとして、多様な業界や公共事業、自治体などでの実用化が進んでいるという。

法人向けビーコンサービス「Beacapp」に採用されたアプリックスのBeacon

なお11月13~15日に開催される産学官連携イベント「G空間EXPO 2014」では、公式アプリに「Beacapp」およびアプリックスの「MyBeacon Pro 汎用型MB004 Ac」と持ち運びに便利な「MyBeacon ペンダント型MB002 Ac」を使い、出展者情報や位置情報を活用したゲームなどを体験できるという。また、同イベントのシンポジウムでは、「Beacon活用の最新ビジネス事例とこれから」と題したテーマで、ジェナとアプリックスがBeaconの最新情報や国内外における活用事例、今後の広がりなどを話す予定だ。