ネクストは6日、同社が運営する不動産・住宅情報サイト「HOME'S」内の住宅トレンドニュースサイト「HOME'S PRESS(ホームズプレス)」にて実施した「住宅ローンの頭金と内訳」に関する調査結果を発表した。それによると、住宅ローンの頭金額は二極化していることがわかった。

住宅を購入する際、どのくらい頭金を用意したかと尋ねたところ、平均は753万円。金額別では、「頭金なし(0円)」が15.4%で最も多く、次いで、「1,000~2,000万円未満」が15.0%、「2,000万円以上」が11.7%、「500~700万円未満」が11.3%、「400~500万円未満」が10.8%、「300~400万円未満」が7.9%などとなった。頭金なしが最多となった一方、1,000万円以上が合わせて26.7%を占め、二極化が顕著にみられた。

頭金額の割合

頭金の集め方については、「夫の今までの貯金」が46.8%でトップ。以下、「家族で貯めた貯金」が40.4%、「妻の今までの貯金」が31.5%、「夫の両親からの資金提供」が18.2%、「妻の両親からの資金提供」が11.3%、「親・親族から借りた」が8.4%、「株を解約した」と「消費者金融」が同率の2.5%と続いたほか、「宝くじに当たった」も1.5%あった。

年代別に見ると、20代は他の年代と比べて夫や妻の両親からの資金提供や、親族、消費者金融に借りたという回答が多かった。

同調査は、2014年10月16日~17日にインターネット上で行われ、過去5年以内に住宅ローンを組んで住宅を購入した20~59歳の個人240人から有効回答を得た。