お笑い芸人の出川哲朗が、9日に放送されたTBS系のバラエティ番組『あけるなキケン』(毎週日曜25:05~25:35)に出演し、これまで挑戦してきたリアクション仕事のワースト3を発表した。

リアクション芸の代表格とも称される出川哲朗

数々の修羅場をくぐっては自らのリアクション芸を磨いてきた出川。「断ることはない」という彼が芸能生活約30年を振り返って、「これはきつかった」というリアクション仕事ワースト3を発表した。

第3位は「高度1万メートルからのスカイダイビング」。通常では3000~4000メートルとされているが、その倍以上の高さであることから酸素ボンベで呼吸をし、寒さで失神しないように防寒具を着用する。これはアメリカ軍が戦争中、他国を攻める際に雲の上から兵士を落下させるために考えられた方法で、「スカイダイビング散々やらされたけど、めっちゃ怖かった。上を見上げたらちょっと薄暗くて宇宙だった」。

第2位は「熊とディープキス」。過酷な体当たりロケをすることでも知られるアメリカの番組『jackass』で、腹に塗った蜂蜜を熊に舐めさせる企画があり、それをスタッフから持ちかけられた際に出川は「jackassがお腹だったら俺はチューしなきゃダメでしょ」と自ら提案したという。番組ではその時の写真が公開され、出川の背中は熊の引っかき傷でミミズ腫れだらけ。緊急時には飼い主が守ってくれるという約束だったが、挑戦時には遠巻きに見守られていたという。

そして第1位は「外国人男性とメークラブ」。日本テレビ系バラエティ番組『電波少年』の企画で、オーストラリアのゲイバーに潜入。6~7人の男性に囲まれて、全裸状態でビリヤード台の上に張り付けにされた。ここまでは同シリーズの企画で何度かあったそうだが、その中の男性が"戦闘態勢"に。出川は「そこからの痛さっていったら…」と当時を思い出し、「オーストラリアでの天井の景色だけは絶対忘れられない」としみじみと振り返っていた。