ANAグループは、日本発国際線貨物における「セキュリティーサーチャージ」の設定について、国土交通省より認可を受けたため、12月1日国内出発分より、セキュリティーサーチャージを適用する。

同グループによると、米国同時多発テロ以降、国際航空貨物におけるセキュリティに関する各国の規制が段階的に厳しくなっており、それらにかかる費用も年々増加しているが、これまでは、その費用を補うべく自助努力を続けてきたという。

ここにきて、自助努力の範囲を大幅に超える規模となったため、サーチャージの導入を行うことにしたとしている。

サーチャージは日本発の国際線全便において、国際貨物の運賃適用重量(Chargeable Weight)全量に対して適用される。ただし、最低料金(Minimum Charge)適用貨物は除く。

運賃額は1kg当たり10円となる。