JR北海道は12月6日から、SL列車「SLはこだてクリスマスファンタジー号」の今年の運行を開始する。

「SLはこだてクリスマスファンタジー号」

北海道函館市で開催される「はこだてクリスマスファンタジー」(11月29日~12月25日)に合わせ、函館~大沼公園間を1日2往復(12月22日は1往復)運行する。運転日は12月6・7・13・14日と12月20~25日の計10日間。編成は先頭から、蒸気機関車、全席指定の客車5両、ディーゼル機関車の順で、復路(大沼公園発函館行)はディーゼル機関車が先頭となる。

車内にはクリスマスの装飾を施し、「はこだてクリスマスファンタジー」のパネルも展示。客室乗務員もサンタクロースの衣装で雰囲気を盛り上げる。4号車のカフェカーではSL限定グッズやスイーツ、温かい飲み物などを販売する。函館~大沼公園間の大人片道料金は、座席指定券を含めて1,360円。乗車記念として、クリスマスカード型の乗車証明書がもらえる。

なお、JR北海道はこれまで季節運行してきた4つのSL列車のうち、「SL冬の湿原号」を除く3つを今年度限りで廃止する方針。今年7月に沿線自治体に通知されており、それによれば「SLはこだてクリスマスファンタジー号」も今年が最後の運行となる。