NTTドコモは、Android搭載のスマートフォンやタブレットを利用して、日本語と外国語の間での会話を可能とする翻訳サービス「はなして翻訳」の海外向けサービス「Jspeak」の提供を11月10日から開始すると発表した。

「Jspeak」利用方法

サービスは、英語や中国語など10か国語に対応し、訪日外国人や海外在留邦人の顧客がアプリケーションをインストールしたスマートフォンやタブレットを共用しながら、異なる言語による会話が可能となる。

また、従来の音声翻訳機能のほか、旅行や生活でよく使う700以上の文例を会話集として搭載し、本会話集を利用することで、利用者は発話しなくても文例を参照できるため、利用する周囲の環境等に左右されることなく、安心して会話できる。

さらに、気に入った文例や繰り返し使いたい翻訳された文章を登録することができ、利用シーンに合わせていつでも呼び出せる。

利用条件は、対象国・地域(アメリカ/イギリス/インドネシア/オーストラリア/韓国/シンガポール/タイ/台湾/ニュージーランド/フィリピン/ブラジル/香港/マレーシア)の携帯電話事業者を利用し、Android OS 4.0から4.4搭載のスマートフォンとタブレット対応機種を持っているユーザー。

料金は、1週間利用プラン(0.99USドル)と月額利用プラン(2.99USドル)の2種類を用意し、利用シーンに沿って選択できる。