日本マイクロソフトは7日、11月12日に公開する月例セキュリティアップデートの事前情報を公開した。深刻度が「緊急」5件、「重要」9件、「警告」2件の計16件のセキュリティ情報が公開されている。12日に「11月のセキュリティ情報」として置き換わる予定。

深刻度評価が最大の「緊急」5件は、リモートでのコード実行や特権昇格の恐れがある脆弱性に対処する。影響を受けるソフトウェアはWindows OSやInternet Explorer。また、「重要」の9件は、WindowsやMicrosoft Office、.NET Framework、Microsoft Exchangeなどに影響し、特権昇格やセキュリティ機能のバイパス、情報漏えいなどが起こり得る脆弱性に対処する。

深刻度評価が3番目の「警告」の2件は、WindowsおよびOfficeに影響し、特権の昇格やサービス拒否の恐れがある脆弱性に対処する。

2014年11月のセキュリティ情報 事前通知の概要