平成26年夏季賞与の結果を発表(イメージ画像)

厚生労働省は5日、平成26年夏季賞与の結果を発表した。

前年比の伸び率が高かったのは「不動産」

調査の結果、平成26年6月~8月に支払われた夏季賞与の全体平均額は、前年比3.1%増の「37万550円」であった。事業規模別に見ると、30人未満の企業の平均額は「25万3,315円」、30~99人は「32万8,797円」、10O~499人は「42万3,171円」、500人以上は「66万2,186円」であった。

業界別にみると、一人当たりの平均賞与額が高いのは「情報通信」(65万3,599円)、「鉱業・採石」(62万7,817円)、「金融・保険」(62万2,663円)、「電気・ガス」(60万4,662円)で、いずれも平均額が60万円を上回った。平均額が低いのは「飲食サービス」(6万6,033円)、「生活関連サービス」(16万4,632円)、「医療・福祉」(20万108円)であった。

支給額の伸び率をみると、「不動産・物品賃貸」「製造業」「建設業」が前年比10%増。一方、「電気・ガス」「運輸・郵便」「飲食サービス」「生活関連サービス」などの業界では前年比マイナスとなった。

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