人工知能「東ロボくん」、模試で国公立大6学部A判定 - 英語の偏差値50.5

 

情報・システム研究機構 国立情報学研究所とNTTは10月30日、人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」において、人工知能「東ロボくん」が代々木ゼミナールの大学入試センター試験の模試に挑戦した結果、英語の成績が平均点を超えたと発表した。

同プロジェクトは、センター試験や東京大学の2次試験の問題を解くことで、人間が実際に解く問題を人工知能がどこまで解けるのかを明らかにしようとするもの。具体的に、2016年度までに大学入試センター試験で高得点をマークすること、2021年度に東京大学入試を突破することを目標としている。

この中で、英語問題は、自然言語処理、知識処理の統合的な問題を多く含み、一般常識も必要とするため、コンピュータは苦手としているという。

NTTの研究所では、同プロジェクトに参画し、英語問題をベンチマークの1つとして用いることで、自然言語処理、知識処理の基礎研究およびその統合技術を高めていくことを目指している。

同社チームが取り組んだ英語では大きく点数を伸ばし、95点(200点満点、昨年度52点)、受験者中の偏差値は50.5(昨年度41.0)だった。他教科のチームと共同による全体成績では、国公立大学4校6学部について、合格可能性が80%以上(いわゆるA判定)を得るレベルに到達した。

今代々木ゼミナールの大学入試センター試験の模試の到達点

今回、同社研究所で培われてきた言語モデル構築の技術を、英語問題の文法・語法・語彙問題および語句整序完成問題に適用することにより、文法・語法・語彙問題では6問(10問中)、語句整序完成問題では2問(3問中)の問題に正答することができたという。

また、話者の意図推定技術や話者の感情を推定する技術を適用することで、会話文完成問題において、1問(3問中)に正答することができ、話者同士の議論内容のまとめを問う意見要旨把握問題では、2問(3問中)に正答することができたという。

同社は今後、より広い範囲の問題に対応するための基礎研究の推進とその統合を進めていくとしている。

会話文完成問題の問題と解き方

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