Microsoft Malware Protection Center

Microsoft Malware Protection Center (MMPC)は10月28日(米国時間)、「The dangers of opening suspicious emails: Crowti ransomware - Microsoft Malware Protection Center - Site Home - TechNet Blogs」において、この1ヶ月でランサムウェアの一種であるWin32/Crowtiの急増が確認されたとして、ユーザーに対して身に覚えのない電子メールは開かないようにするなどの対応を取ることを勧めている。

Crowtiはランサムウェアの一種で、実行されるとファイルを暗号化して、「暗号化を解除して欲しければ入金せよ」といった旨のメッセージを出力する。こうしたランサムウェアに感染してしまった場合、暗号化されたファイルは元に戻らないケースがあり、消えてしまたら困るファイルはバックアップを取っておくなどの日々の対応が重要になってくる。

Crowtiは電子メールに添付される形で広がっていることから、Microsoft Malware Protection Centerでは身に覚えのない電子メールを受信した場合は無視するのがよいと説明。不用意にメールを開いたり、リンクや添付ファイルをクリックしたりといった操作をしないようにアドバイスしている。