デルは10月28日、インテルベースのシンクライアントであるWindows Embedded 7搭載「Wyse 3290」と、Dell Wyseが開発したシンクライアントOSである「Wyse ThinOS」搭載のモニター型シンクライアント「Wyse AIO 5213」の2製品を発表した。価格はオープン。

「Wyse 3290」はエントリーグレードのシンクライアントで、Bay Trail-M(開発コード名)世代のCeleron N2807(1.6GHz) デュアルコアプロセッサを搭載し、省電力と CPU/GPUの処理性能を両立している。

表示は、シングルとデュアルいずれも1920×1200(32bpp時)で、ネットワークはギガビットEthernet、802.11 a/b/g/n/acに対応している。

「Wyse 3290」外観

「Wyse AIO 5213」は、VMware Horizon Viewに最適な画面転送プロトコルである「PCoIP」(PC-over-IP)に対応した「Wyse 5000」シリーズの一体型シンクライアント。

Wyse ThinOSの搭載により、ローカルアプリケーションやOSセキュリティの更新、APIの公開からなるセキュリティリスクを軽減し、重要な機能をサーバ側に集約した高いセキュリティと信頼性を提供する。

CPUにはAMD デュアルコア 1.4GHzを採用、メモリは2GのフラッシュとRAMを搭載している。