「くるみん」を取得した企業が2,000社に

厚生労働省は19日、次世代育成支援対策推進法の認定マーク「くるみん」を取得した企業が2,000社に達したことを発表した。

子育てと仕事の両立支援に取り組む企業に付与

厚生労働省は2007年度より、次世代育成支援対策推進法の認定マーク「くるみん」を付与している。同マークは、従業員の仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組み、基準を満たした企業に対して与えられるもの。認定を受けた企業は、「くるみん」マークを商品や広告、求人広告などにつけて、子育てサポート企業であることをアピールできる。

「くるみん」取得企業数は、2014年11月末現在で2,011社。「子ども・子育てビジョン」(2010年1月29日閣議決定)で定められた、2014年度末までに2,000 社を達成するという目標を超えた。

厚生労働省と都道府県労働局では、今後も認定マークの取得を希望する企業に対し一層の支援を行うことを発表。「くるみん」マークの認知度向上を図るため、「くるみん」と184自治体の「ゆるキャラ」がタイアップしたポスターを作成し、自治体などに約1万枚を配布するなど、仕事と子育てが両立できる環境整備を進めていくとのこと。