ドワンゴは動画サービス「niconico」の「ニコニコ生放送」にて、11月11日の「チンアナゴ」の日に向けて、11月6日20:00から111時間にわたって東京・すみだ水族館のチンアナゴ水槽を生中継する。

チンアナゴ(左)、ニューカマーの「ホワイトスポッテッドガーデンイール」

niconicoでは、2013年の11月1日に「チンアナゴ水槽中継@すみだ水族館」を60時間に渡り放送し、総来場者数約67万人、コメント数約52万件を記録。さらに、2014年の1月11日に放送された「チンアナゴ水槽中継@すみだ水族館#2」では、11時間の放送時間で総来場者数約12万人、コメント数約7万5,000件を記録して大盛況に。niconicoでも屈指の人気を誇る「動物生中継シリーズ」に仲間入りを果たした。

チンアナゴは、流れの強い珊瑚礁の砂底に生息するアナゴ科の魚。体の上部を外に出して潮の流れに乗ってくる動物プランクトンを捕食する。下部は常時砂に入っており、敵が近づくと全身を穴に引っ込ませて隠れ、新たな場所の砂に入る場合は尾から体をくねらせるようにして穴を掘りながら入っていく。これまでの生中継で、ユーザーからは「かわいい」「ゆらゆら」「おはチン」といった多くのコメントが寄せられ、親しまれている。

今回の番組では、チンアナゴ水槽の生中継のほか、閉館後の誰もいない水族館を飼育員と散歩する「ナイトサファリ企画」や「ペンギン・オットセイ紹介企画」なども実施。放送中にチンアナゴ水槽に訪れた来館者は、チンアナゴフィギュア「ゆらゆらチンアナゴ」のUFOキャッチャーつかみ取り企画も参加することができるという。

また、すみだ水族館からは最近の「"マウンティング"チンアナ事情」が到着。10月より、フィリピンからのニューフェイス「ホワイトスポッテッドガーデンイール」40匹がチンアナゴ水槽に仲間入りを果たしている。チンアナゴ水槽設置時より、チンアナゴ先輩とニシキアナゴ先輩の2種で交流、共存を保ってきたチンアナ界にニューカマー出現となり、ホワイトが投入されてから1カ月に満たないが、他の2種よりもよく伸び目立っており、飼育員は「主張が激しい」という。ホワイトが無事に2種と共存できるのかどうか、見どころの多い中継になる。

番組名:【111時間】チンアナゴ中継@すみだ水族館 #3
放送日時:2014年11月6日(水)20時~11月11日(火)10時(予定)
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撮影場所:すみだ水族館(東京都墨田区押上一丁目1番2号東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F)