ニュージーランド航空は10月24日、同社機内安全ビデオの最新作となる「壮大すぎる機内安全ビデオ」の日本語版を公開。この新作は、映画「ホビット」シリーズの完結編である「ホビット 決戦のゆくえ」公開にちなんだもので、映画「ホビット」全3作品に出演しているキャラクターたちも登場している。

イライジャ・ウッドも出演!

映画「ホビット」のスタッフも参画

本ビデオは6日間をかけて、「ホビット庄」やセントラル・オタゴなど、映画「ホビット」シリーズのロケ地をはじめ「中つ国(ニュージーランド)」各地で撮影。衣装や150以上の特殊メイクを担当したウェタ・ワークショップや、特殊視覚効果の技術をもつウェタ・デジタルなどのクリエイティブスタッフも、本ビデオの制作に関わっている。

映画「ホビット」シリーズのピーター・ジャクソン監督は、「この新しい贈り物は、映画の出演者やロケ地と、ニュージーランド航空のユニークなパーソナリティとを上手く結び付けています。私自身、ワイティティ監督やチームのメンバーとともにビデオに出演できて、非常に楽しかったです。機内でこのビデオが観られるのを楽しみにしています」とコメントしている。

「壮大すぎる機内安全ビデオ」は、ホビットをテーマに制作したニュージーランド航空の機内安全ビデオ第1弾「思いがけないブリーフィング」の続編。前作は1,200万以上のオンライン視聴を獲得し、メディアやSNS等でも大きく取り上げられた。

今回はさらに、ニュージーランド航空の機内安全ビデオに日本人として初めて、横浜ベイスターズの清水直行選手がカメオ出演している。清水氏はニュージーランド野球連盟ゼネラルマネジャー補佐兼ニュージーランド代表統括コーチで、7月にはニュージーランド航空、ニュージーランド政府観光局、オークランド観光局の協力のもと「ニュージーランド観光大使」に就任した。

日本人として初めて、横浜ベイスターズの清水直行選手も

これまでのニュージーランド航空の機内安全ビデオには、冒険家ベア・グリルスを起用した「ベア・エッセンシャルズ」、ベティ・ホワイトが登場する「昔ながらの機内安全説明」、そしてフィットネス番組で知られるリチャード・シモンズ主演の「フィット・トゥー・フライ」などがある。同社の機内安全ビデオに関するオンライン上のヒット数は、これまでのすべての作品を併せると合計で3,000万件以上にもなっている。