ニコンは10月23日、高精度非接触センサ3D計測システム「HN-C3030」を発表した。2015年5月上旬より発売する予定。

同製品は、高速デジタル変換処理により、毎秒約12万点の高スピードで表面点群のデータを取得する。また、非接触式3次元測定機として世界最高の最大許容球間測定誤差ES, MPE 5μmの高い精度で計測できる。例えば、直径約250mmの自動車用歯車の全歯面形状検査を約5分で完了できるといった、高いスループットを備えている。さらに、測定方向の自由度を高めた新開発のチルトヘッド方式のセンサを採用。レーザスキャナの作動距離が98.6mmと大きく、凹凸のある被検物の測定も可能な他、最大30kgの被検物まで測定できる。

そして、オプションとして、測定ティーチングファイルの作成や、歯車を簡単に解析できる、多様なアプリケーションソフトウェアが用意されている。この他、装置チャンバ内の温度を一定に保つ温調装置(別売)を接続することにより、生産ラインなど、より現場に近い場所や恒温測定室外での使用もできる。

高精度非接触センサ3D計測システム「HN-C3030」