人と動物とのよりよい関係のために、様々な情報を発信している非営利団体Paws in Clover, Kochi(パウズ イン クローバー,コウチ。以下Clover)は、「『ボンネットコンコン』キャンペーン」を展開している。

同団体によると、寒い季節には猫などの動物が車のエンジンルームに入り込んでしまうことがあるという。その際、ドライバーが気づかずにエンジンをかける事故などが起こらないよう、猫の命を守るために「『ボンネットコンコン』キャンペーン」を展開しているという。

エンジンをかける前にボンネットをノックすれば、エンジンルームの中にいる可能性がある動物に、こちらの存在を気づかせることができる。同団体によれば、「車体を揺らす」「大きな声を出す」などの方法も有効だという。エンジンルームの中で、猫などの動物が反応する音が聞こえないか、耳をすませる必要がある。

実際には「周りに人がいると恥ずかしい」「慌ててすぐ車に乗り込んでしまった」など、ノックができなかったという声も寄せられている。そのような時の策として、車のドアを強めに閉め直すなどのワンアクションを行い「すぐにエンジンをかけないこと」をCloverは提案している。

キャンペーンの詳細は、CloverのFacebookでも案内している。