経済産業省 資源エネルギー庁が22日に発表した石油価格調査(20日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.4円安い163.9円となり、14週連続で値下がりした。2014年3月24日(159円)以来30週ぶりの安値を記録し、2014年度では最も安くなった。

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より0.7円拡大した。

都道府県別の動きを見ると、値上がりは高知県のみ、横ばいはゼロ、値下がりは46都道府県。最も高かったのは高知県の172.9円(前週172.5円)で、以下、鹿児島県の171.6円(同172.8円)、長崎県の169.9円(同170.9円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.4円安い174.7円で、14週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.3円安い142.5円で、同じく14週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より11円安い1,907円で、9週連続の値下がりとなった。