AKB48の派生ユニット、フレンチ・キスが22日、東京・台場のZepp Tokyoで初めての単独ライブ「フレンチ・キス プレミアムライブ」を行った。

左から倉持明日香、柏木由紀、高城亜樹

デビュー5周年を迎えるフレンチ・キスが、2年3カ月ぶりの6thシングル「思い出せない花」を10月1日にリリース。同ライブは、そのリリース記念として行われたライブで、フレンチ・キスにとっては意外にも初めての単独ライブとなる。同シングル購入者1,000人を招いて行われた同ライブ。アンコール4曲を含めた全18曲が披露され、70年代に流行っていた衣装を現代風にアレンジした衣装やレトロなワンピースなど、曲によってファッションを変えるなど豪華なステージが繰り広げられた。

ライブ前に報道陣の取材に応じ、柏木が「フレンチ・キスで約2時間のライブは、結成5年目にして初めてなのですごく楽しみです。抽選で当たったファンの方の運を、私たちももらいたいと思います」とファンとの再会に笑顔を見せ、倉持は「今日は親が来るので一生懸命頑張ります! お父さん(元プロ野球選手の倉持明)は車の迎えだけ。お父さんのチェックはないので安心です(笑)」と安堵の表情。フレンチ・キスとして行われる初めてのライブに高城が「2年ちょっと何も出していなかったので、5年目になって初めてのライブを行うことができて本当に良かったです」と満足げで、新曲について柏木が「ファンの皆さんの間でも自然消滅説が出ていましたが、48グループとしては初のフォーク調なので、注目して聴いていただければと思います」とアピールした。

結成から5年とAKB48の派生ユニットとしては長いが、AKB48などの活動で同ユニットの活動は久しぶりの3人。不仲説も流れているが、高城が「不仲説は言わせないぞ!」と否定、柏木も「他の派生ユニットが言い出したんです。絶対に(大島)優子ちゃん。大丈夫ですのでご安心ください」と仲の良さを強調していた。