日本マイクロソフトは10月20日、10月15日に公開されたWindows 7/Windows Server 2008 R2向け更新プログラム「KB2949927」に問題があるとして、配信を停止した。
この更新プログラムは、Windows 7およびWindows Server 2008 R2において、脆弱性を抱えるハッシュアルゴリズム「SHA-」の代わりに、ハッシュ アルゴリズム「SHA-2」を利用した署名・検証機能のサポートを追加するもの。
同社によると、この更新プログラムをインストールした後に「0xc0000428 デジタル署名を検証できません」というエラーメッセージが表示されることがあるという。
この更新プログラムの問題が発生した場合、アンストールすることが推奨されている。その手順は以下のとおり。
- コンピューターをセーフ モードで起動する。
- [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックして、[プログラムと機能]、[インストールされた更新プログラムを表示] の順にクリックする。
- 「Microsoft Windows のセキュリティ更新プログラム (KB2949927)」を選択し、[アンインストール] をクリックする。
なお、同社はこの問題について調査中であり、詳細がわかり次第、Webサイトに掲載する予定。