KDDI研究所は、SNSや掲示板に投稿されたコメントを解析することで、ネット上で話題のコンテンツを自動で検索し、ユーザ主観のコメントを表示するキュレーション技術を開発したと発表した。

キュレーション技術の利用イメージ

このキュレーション技術は、オンラインニュースやテレビ番組、映画、音楽、アプリなどへのコメントを抽出し、その中からユーザーの主観が強いコメントのみを自動的に抽出するもの。

例えば、コメントに含まれる顔文字(「欲しい(σ´囗`。)」)や文字列の連続出現(「誰得wwwww」)などの記号表現や文体などが該当する。

従来のキュレーションと技術(左)、KDDI研究所の技術(右)

KDDI研究所は、コンテンツ提供元へのキュレーション技術の提供をトライアルで実施する。トライアル用のWebサイトでは、話題のコンテンツに対してのユーザ主観のコメントがリアルタイムで表示され、既存サービスとの違いを体験できるとしている。