ヤマキはこのほど、全国の25歳~34歳までの既婚男性500名を対象に、9月に実施した「家庭料理」に関する意識調査の結果を発表した。

約5割の既婚男性が、和食は「妻の愛情」と回答

「あなたにとって和食とはなんですか」

調査ではまず、「あなたにとって和食とはなんですか?」と質問したところ、最も多かったのは「妻の愛情(49.6%)」という回答だった。次いで「健康の源(42.6%)」、「日本の誇り(41.4%)」と続き、多くの男性が、「和食」に普段料理を作ってくれる妻の愛情を感じていることがわかった。

また、毎日食べたい家庭料理を聞いたところ、「和食(80.6%)」が断トツの1位となり、日本人の食生活が多様化しているなか、毎日となると「和食」が圧倒的に好まれていることが明らかとなった。

和食の印象…「調理は大変」だけど「栄養バランス抜群」

「和食に対する印象」

続いて、和食に対してのポジティブな印象について調査したところ、「栄養バランスが良い(68.6%)」が最多で、以下「野菜がおいしくたくさん食べられる(60.8%)」、「魚をたくさん食べられる(52.4%)」、「健康に良い(44.6%)」、「季節感がある(36.2%)」などの回答が並んだ。不足しがちな野菜や魚をたくさん食べられることが和食の魅力のようだ。

一方、和食のネガティブな印象についても尋ねた結果、「料理に手間がかかる(44.8%)」や「いつもきちんと作るのは大変(41.6%)」といった"調理の大変さ"に回答が集中する結果となった。

一番人気の"だし"は「かつおだし」

「好みの"だし"」

最後に、和食に欠かせない"だし"の好みを聞いたところ、「昆布(18.6%)」や「煮干し(5.6%)」を押さえて「かつおだし(44.0%)」が1位に選ばれた。また、「だしの違いが分からない」と答えた男性はわずか2.8%と、ほとんどの男性が"だしの味の違いを分かっていることが伺える結果となった。