KDDIとKDDI研究所は10月20日、スマートフォン向けアプリをより安心・安全に利用できるよう、位置情報や電話帳などの利用者情報へのアプリによるアクセスを制御する「プライバシーデータ設定」機能を提供すると発表した。10月以降に発売するauのAndroidスマートフォンから利用できる。

「プライバシーデータ設定」機能の提供イメージ

スマートフォンの普及に伴い、利用者の承諾なく利用者情報を外部に送信するアプリの存在がプライバシー保護の観点から懸念されている。総務省は2012年に「スマートフォンプライバシーイニシアティブ(以下、SPI)」 を公表し、アプリの開発者に対して、情報送信機能を備える場合の適切なアプリ向けプライバシーポリシーの開示および利用者の承諾を得ることを求めている。

KDDI、KDDI研究所は、この問題を改善するため、2012年10月より、au Marketで提供するアプリに対して、SPI提唱項目に準拠したアプリプラポリの開示を必須化し、利用者情報の送信に関する透明性の確保に努めてきた。

今回、両社が提供を開始する機能は、アプリが電話帳などの利用者情報にアクセスした際に、ダイアログボックスにて知らせる機能で、利用者情報のアクセス設定(許可・拒否)を選択できるほか、管理画面より、アプリ、利用者情報種別(電話帳、位置情報、電話番号)ごとのアクセス設定を変更できる。

アクセス設定を行なうアプリは、プリインストールアプリだけでなく、Google Playなど、au Market以外の経路からダウンロードされたアプリであっても、利用者情報にアクセスした場合に、ダイアログボックスで通知する。

これにより、利用者情報の送信に関する透明性を図り、安心・安全なアプリ利用を実現する。なお、同機能は、デフォルト設定ではOFFになっているため、利用に際しては設定画面から利用設定を行う必要がある。