アドビ システムズは、同社の日本製品担当ブログ「Photoshop 日本公式ブログ」にて、アップルの写真編集ツール「Aperture」のデータを「Photoshop Lightroom 5」へシームレスに移行するためのプラグイン「Aperture Importer」を提供したことを発表した。同プラグインは英語版のみの提供で、価格は無料。

アドビ システムズの「Photoshop 日本公式ブログ」

このたびリリースされた「Aperture Importer」プラグインは、アップルの「Aperture」および「iPhoto」ライブラリに登録されている画像やキーメタデータを、シームレスに「Photoshop Lightroom 5」(最新バージョン5.6)のカタログに取り込むためのもの。同プラグインはアドビのWebページからダウンロードでき、Photoshop 日本公式ブログでは、その使い方が日本語で詳しく解説されている。

なお、同プラグインは現時点で英語版のみの提供だが、将来アップデートされるLightroom 5には標準搭載されるとのこと。製品担当の栃谷氏は同ブログで「早急にApertureからLightroomへ移行したい、またはテストしてみたいユーザーの方は、今回提供するプラグインを利用してぜひ移行検証をしてみてください。」と述べているものの、「ただ、英語の問題やアップデートの二度手間が面倒!という方は、日本語版でのLightroom アップデートを待っていただくのもひとつの手です。」と、英語やインストールなどに自信のないユーザーに対しては、近い将来に日本語版Lightroomアップデートによって同プラグインが標準搭載されるのを待つことも提案している。ちなみにアップルは、6月27日、「Apertureの新たな開発を終了する」と発表した。