Texas Instruments(TI)は10月16日、高電圧LEDストリングの電流安定化回路を簡素化する450Vリニアコントローラ「TPS92410」を発表した。

同製品は、マルチプライヤ回路や、調整可能な位相調光検出回路の他、アナログ調光入力や駆動回路の保護機能を内蔵しており、オフラインAC電源や通常のDC電源で動作するダウンライト、各種照明機器、電灯などの設計を簡素化する。具体的には、入力電圧範囲が9.5V~450Vと広く、高電圧LEDストリングのスタンドアロン型電流安定化回路として動作する。また、同社のフローティングスイッチ「TPS92411」との組み合わせにより、AC電源によるリニア直接駆動アプリケーションへの給電にも使用できるのに加え、ドライバとLED回路の保護機能や、インダクタフリーで低電流リップルLED照明ソリューションを提供する。そして、LEDシャットオフ機能付きのアナログ調光入力ピンも備えており、超低消費電力マイコン「MSP430F5172」や、SimpleLink ZigBeeワイヤレスマイコン「CC2530」を使って、マイコン搭載のインテリジェント照明機器で光度の調整機能を簡単に実現できるという。

なお、パッケージは13ピンSOIC。価格は1000個受注時で0.65ドル。すでに販売を開始している。また、120Vの「TPS92410EVM-001」と230Vの「TPS92410EVM-002」の照明エンジン評価モジュールは99ドルで販売されている。

高電圧LEDストリングの電流安定化回路を簡素化する450Vリニアコントローラ「TPS92410」