オンキヨーは10月16日、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」のスマートフォンからのアクセス対応、およびミュージックプレーヤーアプリ「Onkyo HF Player」Android版公開などのモバイル端末向けハイレゾ対応サービスを同日より開始すると発表した。

いずれも、9月30日に方針が発表されていたサービス。e-onkyo musicでは、NTTドコモの2014-2015年冬春モデルにおいて全機種がハイレゾ再生に対応したことを受けて、スマートフォンやタブレット端末向けの最適化サイトを開設されることが発表されていたが、これによりスマートフォンなどによるハイレゾ音源の試聴や決済、ダウンロードが可能となる。

また同様に、従来はiOS版のみが提供されていたハイレゾ音源再生アプリ「Onkyo HF Player」も10月中旬の公開が予告されていたが、10月16日にTrial版として公開。DSD、FLAC、WAVなどのハイレゾ音源をAndroidで再生することが可能となる。

加えて、同社はQNAP Systemsと共同で、ハイレゾ音源の再生に対応したネットワーク接続HDD(NAS:Network Attached Storage)を開発中であることを発表した。e-onkyo musicと連動するなど、ハイレゾ音源が手軽に楽しめるよう設計された製品。発売は2014年内が予定されている。