米Googleは10月15日(現地時間)、OSにAndroid 5.0 Lollipopを搭載した6インチスマートフォン「Nexus 6」を発表した。米国では10月後半に予約受付を開始し、11月に発売する予定だ。価格は同社から公表されていないが、多くの海外メディアが32GBストレージモデルで649ドルと報じている。国内でも近日発売される。

Nexus 6

Nexus 6はGoogleとMotorolaが共同開発した製品で、背面にはMotorolaのロゴが記されている。メインカメラは1,300万画素のセンサーとF2.0のレンズ、光学式手ブレ補正機能を搭載。4K/30fpsの動画撮影も可能だ。ディスプレイのサイズは5.96インチで解像度は2,560×1,440ドット(QHD)、有機ELの一種であるAMOLEDパネルを採用している。

バッテリーの容量は3220mAhで、動画再生時間が最大10時間、通話時間は最大24時間。Motorolaの「Turbo Charger」技術により、15分の充電で最長6時間使用できるという。

プロセッサーは4コア/2.7GHzのQualcomm Snapdragon 805。ストレージは32GBもしくは64GB。通信機能は11ac対応のWi-Fi、Bluetooth 4.1、NFCを搭載する。フロントカメラは200万画素。サイズは82.98×159.26×10.06mm、重量は184g。本体色はダークブルーとクラウドホワイトの2種類を用意する。

なお、国内の通信事業者ではワイモバイルとウィルコム沖縄がNexus 6の取り扱いを表明している。

同時発表のNexus 9とNexus 6