お笑いタレントで映画監督のビートたけしが15日、東京・台場のマダム・タッソー東京で行われた「ビートたけし 等身大フィギュア」のお披露目式に出席した。

「ビートたけし 等身大フィギュア」のお披露目式に出席したビートたけし

世界で活躍するセレブたちの等身大フィギュアを展示するアトラクション施設のマダム・タッソー東京は、このたび、たけしの等身大フィギュアを制作。「(持ちネタの)"コマネチ"をやるんだろうなとは思ってたけど……」と言うたけしは、7時間にもわたって"コマネチ"ポーズを続けたそうで、「営業に行ってたら、相当儲かったろうね」と苦笑い。その後、制作費2,000万円、制作期間約6カ月をかけて制作した等身大フィギュアがお披露目されると、「たしかにコレだよな~」とつぶやきつつ、「ファンの人にはゲラゲラ笑って欲しい」と胸を張ってアピールした。

同フィギュアが着用している衣装もたけし本人のものだが、「自分の欠点は知ってるから、似てるのは嫌だね。笑うしかない」と照れ、「俺が女だったら、絶対付き合わないね。射的場とかに置いてあったらバンバン撃っちゃう」とジョークを飛ばして笑いを誘う場面も。また、同館には、スティーブン・スピルバーグ監督や英・ウィリアム王子らの著名人が立ち並んでいるが、「名誉なことだけど、俺が死んで孫子の代まで恥ずかしい歴史が残るんだろうな」と吐露しつつ、「ここまで登りつめた感じがしてうれしい。芸人として出発した浅草でお世話になった方々に感謝したい」と感無量の面持ちで語っていた。