ゲイル・フォアマンのベストセラー小説『ミアの選択』を原作とする『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』(10月11日公開)で、女優のクロエ・グレース・モレッツ演じる主人公ミアのキス4シーンを含むオンライン限定予告が10日、公開された。

クロエ・グレース・モレッツ演じる主人公ミア(右)と、ジェイミー・ブラックリー演じる彼氏のアダム(左)

全米オープニング成績で、スクリーン・アベレージ(1館あたりの興収)1位を獲得した本作は、交通事故で家族を失い、自身も昏睡状態にある17歳の少女・ミアが、事故発生から生きるか死ぬか決断するまでの24時間を描いた作品。『キック・アス』のヒット・ガール役で注目を集めたクロエ・グレース・モレッツが主人公ミアを演じ、彼氏のアダムを『スノーホワイト』のジェイミー・ブラックリーが演じる。

原作を読んだクロエは、「初恋を知ったときは、世界が違って見えるわ。相手のことを思うとドキドキして、胸の鼓動が地球を一周しそうになる。そんな心情をみごとにとらえているし、恋によって自分の強さも弱さもさらけ出されることを教えてくれる」と、人生最大の決断に影響を与えるアダムとの恋愛について明かす。

アダムを演じたジェイミーも「ふたりの恋はデリケートで、多難で、目が離せなくなるよ。ところが、何の予告もなしにすべて一瞬にして変わってしまう」と2人の関係を説明。「大切な人に再び会うことはできるのか、いつでも伝えられると思っていたことを伝えられないまま終わってしまうのではないか―そんなことを考えると胸が締めつけられるよ」と語る。

そして、R・J・カトラー監督は「ストーリーの根本にある"自分とは自分が大切に思う相手である"というメッセージに心を打たれた」と言い、「この作品は"人生の真実"を探る旅に連れ出してくれる。その真実とは"運命が人の一生を決められるなら、愛にもその力がある。そして、愛を理由に選んだことはすべてを変える力がある"ということなんだ」と解説している。

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