日立ソリューションズは、手動テスト支援ツール「anyWarp Capture/Replay Assist」の機能を拡張し、10月15日から提供開始する。同製品は、画面の切り替わりを自動的に検知し、エビデンスとして画面のキャプチャを取得・整形することで、手動テストの効率化を図る。

同社のデータによる試算では、約3,000件のテスト項目で、手作業のテストと比べて約9.3%のテスト工数(人月)を削減できるという。

今回、自動的に取得したテスト結果の画面を逐次ExcelやWordなど任意のテンプレートへ整形する「逐次整形」が新機能として追加された。

また、対象アプリケーションとして、利用者の属性やクライアント環境に合わせた操作性の高い画面を特徴とする、オープンストリームの「Biz/Browser」に対応し、画面の切り替わりを検知して画面を自動で取得するほか、スクロールが必要な画面でも1枚の画像として取得することが可能になった。

画面遷移の切り替わりを自動検知し、画像を取得可能

取得した複数のエビデンスを、指定されたフォーマット(Word、Excel)に整形して貼り付け可能

価格は、10ライセンスで1ヵ月8万5,000円(税別、保守費含む)。