モバイルアイアン・ジャパンは10月7日、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と日本での販売代理店契約を締結したと発表した。CTCの既存のMDMクラウドサービス「deviceSAFE」にモバイルアイアンのMDMおよびMCMを加えて機能を強化し、新たなサービスとして提供する。

deviceSAFEの管理機能のイメージ図

deviceSAFEは、スマートフォンやタブレット端末を業務利用する際のポリシーの作成、デバイスの監視、端末紛失時のデータ消去などのモバイルデバイスの管理機能を備えたクラウドサービス。

新サービスでは、アプリの利用制限の不正解除や禁止アプリのインストールといったセキュリティポリシーの違反を検知すると、違反ユーザーへの警告、企業ネットワークからの隔離、デバイス内の企業データの削除などが自動で行えるようになる。

また、違反状態からの復帰も自動化されており、大規模環境における管理者の運用負荷を軽減できる。

さらに、表示された文書のコピーと貼り付けや添付ファイルの表示などの企業データを閲覧・編集する際は、他のアプリから独立し、隔離された領域を確保することによって、企業データの漏洩を防止が可能となる。

サービス内容は、SILVE、GOLD、PLATIMUMの3種類があり、PLATINUMが最も多くの機能を搭載する。価格はSILVERが1デバイスにつき月額450円da。