大阪天保山にある世界最大級の水族館「海遊館」では、期間限定にて、不老不死の「ベニクラゲ」と超巨大「ビゼンクラゲ」の展示を行っている。

ベニクラゲ

不老不死の「べニクラゲ」

ベニクラゲは老いて衰弱した後、クラゲの成長段階である「ポリプ」という状態に若返りする。 通常、クラゲは老いて衰弱した後は海中に溶けていくのだが、「ポリプ」に戻ったベニクラゲは再びベニクラゲを生み、さらに子孫を増やしていく。 このことから、ベニクラゲは「不老不死のクラゲ」と呼ばれている。

ビゼンクラゲ

超巨大な「ビゼンクラゲ」

かつて岡山県児島湾が名産地だったことから「備前クラゲ」の名がついたビゼンクラゲは、大きなものでは傘の直径が約80cm、重さ約20kgにもなる超大型の食用クラゲだ。 海遊館では、平成14年から期間限定の展示を毎年行っているが、今回はこれまでで最大の大きさの個体を展示している。

「海遊館」は、大阪市営地下鉄中央線「大阪港」駅下車徒歩5分、バスでは大阪市バス「天保山ハーバービレッジ」下車すぐの場所にある。 また、USJからはシャトル船「キャプテンライン」でつながっている。

営業時間は10時から20時まで。(季節により変動、入館は閉館時刻の1時間前まで) 入館料は、大人2,300円、子ども(小・中学生)1,200円、幼児(4歳以上)600円、シニア(60歳以上、要証明書)2,000円。 営業カレンダーなど詳細は、「海遊館」ホームページにて。なお、クラゲの状態により展示終了になる