NEC、FashionTV、GMOメディア、イーブックイニシアティブジャパンは10月6日、新たなコンセプトのファッションビジュアルマガジン「persona.」(ペルソナ)を10月1日に創刊し、首都圏の美容室約200店舗に順次配布を開始すると発表した。

「persona.」は、全ページにおいて文字を使わず写真のみで構成されており、F1層(20~34歳の女性)の趣向に合わせたファッションやライフスタイルを提案する。

スマートフォンで「persona.」を画像認識している様子

専用のスマートフォン向けアプリを写真にかざすことで画像認識して、写真の背景に存在するファッションストーリーやブランドのWebページの閲覧、クーポンの入手などが可能となっている。

創刊号には16社が協賛。各企業が自社のホームページ・SNSツール・メールマガジンなどで「persona.」のプロモーションを行うことで、他社の顧客でありながら自社のターゲットでもあるF1層に対し、「persona.」を中核に相互紹介・異業種連携ネットワークが形成され、新たな顧客の獲得が見込まれるという。

4社の役割分担は、NECが「persona.」による異業種連携ネットワークの企画と画像認識エンジン「GAZIRU」を活用したサービス基盤の構築・提供、・FashionTVが雑誌「persona.」の企画・制作・発行と専用アプリ「persona.」の開発・リリース、GMOメディアがコンテンツ協賛とWeb/アプリを通じたプロモーション、イーブックイニシアティブジャパンが電子書籍化、電子書籍販売サイト「eBookJapan」上で「persona.」の提供となっている。