アドビ システムズは、コンシューマー向け写真編集ソフトウェアの最新バージョン「Adobe Photoshop Elements 13」を発表した。店頭発売日は10月3日。アドビストアではダウンロード版の販売を開始している。価格は1万3,800円(乗り換え・アップグレード版は9,800円)。対応OSはWindows 7/8、Mac OS X 10.8/10.9。

合成写真の作成が簡単になった「Adobe Photoshop Elements 13」

「Photoshop Elements 13」は、コンシューマー向けの写真編集ソフトウェアの定番。今回の新機能として、切り抜きや合成がさらに簡単に行える「Photomerge Compose(フォトマージ コンポーズ)」機能を搭載。1枚の写真から抜き出した被写体を別の写真に挿入すると、カラーや明るさが自動的に微調整され、実際に撮影したかのように自然に仕上がるという。

また、Facebookの「プロフィール写真」と「カバー写真」が一体化し、さらにテキストを組み合わせたレイアウトも可能で、これによってプロフィール画面を作成できるということだ。さらに、3種類の新しいガイド付き編集機能を使用すれば、白黒の背景に単色のカラーを浮かび上がらせたり、カラーと白黒を混在させるなどして、よりドラマチックに仕上げられる。ほかにも、おすすめの構図のパターンから選ぶだけでトリミングできるようになったり、適用したいエフェクトを選ぶと5通りのアレンジから好みの仕上がりを選べるようなるなどの改良がなされている。

なお、同製品のパッケージ製品は店頭およびオンラインストアでの販売となり、アドビストアではダウンロード版のみを取り扱う。単体製品のほか、「Photoshop Elements 13」と「Premiere Elements 13」をバンドルし価格をおさえたパッケージ「Adobe Photoshop Elements 13 & Adobe Premiere Elements 13日本語版」の価格は1万9,800円(乗り換え・アップグレード版は1万4,800円、学生・教職員個人版は9,800円)となっている。