出光クレジット、MasterCardおよび三井住友カードは10月1日、 全国の出光サービスステーションで使えるプリペイドカード「出光キャッシュプリカ」の会員が、MasterCardのオンライン加盟店でより安全にネットショッピングをすることを可能にする「ネットdeプリカ」の提供を開始した。

このたびの提携により、MasterCardの決済ソリューションであるIn Control(イン・コントロール)を活用して、出光キャッシュプリカをオープン化(独自仕様のシステムやネットワークなどを、より汎用性の高いものと組み合わせること)することを実現し、全国約340万人の出光キャッシュプリカ会員は、新たにプリカ残高の範囲で、インターネット上のMasterCard加盟店でショッピングすることが可能になる。また、実店舗に於いては従来通り、出光サービスステーションにて、プリカ会員価格でガソリン等を購入することができる。「ネットdeプリカ」は、ハウスカードとしての出光キャッシュプリカの機能を維持したまま、会員に対して、より利便性の高いMasterCardの決済機能を付与するという画期的な取り組みになるという。

また、「ネットdeプリカ」は、1回のみ利用可能なバーチャルカード番号による安心・安全の決済サービス。出光キャッシュプリカ会員は、出光クレジットの提供する会員専用サイトにインターネット経由でアクセスし、MasterCardのオンライン加盟店で利用してもらうためのカード番号を取得するだけで、簡単にサービスを利用できる。取得したカード番号は、一度の取引でしか利用のできない使い捨てのカード番号のため、不正利用されるリスクが大幅に低減され、安心・安全なネットショッピングを可能にするとしている。

出光クレジット、MasterCard、三井住友カードの3社は、利便性と安全性の両立を実現する「ネットdeプリカ」の提供をはじめ、今後も消費者にとって付加価値の高いサービスを提供していくとしている。