米ブロードコムは9月24日(現地時間)、StrataXG TridentとStrataDNXをベースとするクラウド規模のデータセンター向けに最適化された新しいイーサネットスイッチシリーズ「StrataXGS Tomahawk」の提供を開始した。

StrataXGS Tomahawkシリーズは、3.2Tbpsのマルチレイヤー・イーサネット・スイッチングを提供し、25Gおよび50Gイーサネットコンソーシアムの仕様に準拠。RoCEやRoCEv2など、高性能ストレージ・RDMAプロトコル、およびBroadcom OF-DPAによりOpenFlow 1.3+に対応する。

また、幅広いアプリケーションフローやデバッグ統計、リンクの状態や使用状況の監視、ストリーミングネットワークの輻輳検出やパケット追跡機能を備えている。

そのほか、新たにパケット処理エンジンFleXGSを搭載し、フロー処理、セキュリティ、ネットワーク仮想化、測定・監視、輻輳管理、トラフィックエンジニアリングのためのユーザー設定可能な機能により、ワークロードの変化に対応し、ネットワークを制御することが可能となる。