Freescale Semiconductorの日本法人であるフリースケール・セミコンダクタ・ジャパンとアルプス電気は9月30日、次世代テレマティクスおよび先進運転支援システム(ADAS)に向けた3種類の車載グレード対応のコネクティビティモジュールを発表した。

同ソリューションは、フリースケールの開発ボード「Smart Application Blueprint Rapid Engineering(SABRE:セイバー)」に搭載されたi.MX 6シリーズ・アプリケーション・プロセッサとアルプス電気の車載インフォテイメントおよびコネクティビティ技術を採用したもので、LTE、Wi-Fi(5GHz)、Wi-Fi 802.11acといった通信規格に対応し、リアルタイムの自動車とネットワーク・インフラ間通信を可能にするV2X通信テクノロジに対応している。

なお、提供されるi.MX 6 SABRE-AIサブ・モジュールは下記の3種類で、アルプス電気から2015年第1四半期の提供される予定だという。

  • UMDZシリーズ:LTE/3G/2G通信モジュール
  • UMPZシリーズ:5.9GHz V2Xモジュール
  • UGKZシリーズ:5GHz/2.4GHz Wi-Fi/Bluetooth通信モジュール