D2Cは9月28日、全国の中高生を対象としたスマートフォン向けアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園 2014」の決勝戦を開催した。全805件の応募作品の中から、日本女子大学附属高等学校1年の山本文子さんが開発したシューティングゲームアプリ「OCTAGON」が見事優勝に輝いた。

「アプリ甲子園 2014」決勝大会の集合写真

アプリ甲子園は、次世代を担う若手クリエーターの発掘と健全な育成支援を目的に、D2Cが2011年より開催しているスマートフォン向けアプリ開発コンテストで。今年で4回目の開催となる。

D2Cは、7月1日~8月31日まで、全国の中高生が開発したスマートフォン向けアプリ(タブレット端末向け含む)を募集。9月14 日に D2C 内で予選審査を実施、9月28日に日本科学未来館 未来館ホールで決勝大会を実施した。

決勝大会では10組の小中高生アプリ開発者が集まり、各々が審査員に向けて公開プレゼンテーションを実施。参加者は端末上でアプリを操作したり、ソースコードを確認したりなど、大人顔負けなハイレベルな争いを繰り広げた。

グランプリとなった「OCTAGON」は、画面内に現れる4つの丸を四隅に仕分けるシューティングゲームアプリ。簡単な操作で気軽に遊べる点、デザインにこだわりをもつ開発者の和のイラストがふんだんに盛り込まれている点などが審査員に高く評価された。

「OCTAGON」のアプリイメージ

また、準優勝には平塚学園高等学校2年の古田克海さんの「Cross Office(クロスオフィス)」が選出。同作品は、観覧者とのリアルタイムな参加型プレゼンテーションを可能にするアプリで、システムの完成度が評価された。

「Cross Office」のアプリイメージ

第3位に松島曜一郎さんの音色生成アプリ「Melodic Words(メロディックワーズ)」、第4位に小野雄紀さんの待ち合わせ駅検索アプリ「待ち合わせ」、第 5位に羽柴彩月の勉強時間サポートアプリ「STUGUIN(スターギン)」と続いた。