学習塾大手の秀英予備校(静岡県)は30日、神奈川県や静岡県など8道県にある不採算校舎20校について、2015年3月末に閉鎖・統合すると発表した。

対象校舎は、静岡県5校、愛知県3校、岐阜県3校、北海道3校、神奈川県2校、三重県2校、宮城県1校、山形県1校。同社は、コスト構造改善を目的に、不採算校舎について将来の見通しや経営資源の効率化を検討した結果、閉鎖・統合を決定したという。

今回の校舎閉鎖に伴い、特別損失4億5,600万円を計上する予定。なお、2016年3月期第2四半期の連結業績に与える影響については、決算作業中のため確定していないほか、通期の連結業績に与える影響についても、現在精査中であるとし、今後、業績予想の開示が可能となった時点で、速やかに公表するとしている。