ガリバーインターナショナルは9月30日、LINE ビジネスコネクトと連携した停車位置や時間を知らせるサービス「DRIVE+」を発表した。10月20日に、ガリバーの運営する店舗「WOW!TOWN幕張」で提供を開始する。料金は月額500円(新規車両購入者に限り、先着100人まで無料)。

「DRIVE+」公式サイトより

LINE ビジネスコネクトは、LINE公式アカウントの各種APIを自社システムと連携させ、ユーザー向けにさまざまな情報を提供できるLINEの業務向けサービス。ガリバーでは、LINE ビジネスコネクトと連携することで、車を停めてからの時間を教えてくれる機能や、車を停めた位置を教えてくれる機能、バッテリーの電圧異常を自動検知してアラームを送信する機能、衝突事故を自動検知してロードサービスを案内する機能などを提供する。

具体的には、専用のスマートフォンアプリでLINEスタンプを送信すると、DRIVE+から返信が返ってくる仕組み。アプリは現在Android版のみ用意しているが、近日中にiOS版も提供予定としている。

「DRIVE+」で提供するスタンプ一覧

またDRIVE+は、他社が提供するアプリとの連携も可能。第1弾として、DRIVE+の取得する速度情報と連動し、ナビゲーション精度を向上する機能を提供する予定だ。同機能はまずヤフーが提供する「Yahoo!カーナビ」向けに実装し、ユーザーはトンネル内など通信が一時的に遮断される環境でもナビゲーション表示ができるようになる。

なおガリバーインターナショナルでは今後、DRIVE+の提供店舗を順次増やしていく予定だ。