NTTドコモは30日、エージェントサービス「iコンシェル」と「しゃべってコンシェル」の機能拡充を12月に実施すると発表した。iコンシェルは利用履歴や位置情報の解析を強化し、より最適な情報の提供を可能にする。

「iコンシェル」は、ユーザーが登録した情報や位置情報をもとに、生活エリアやライフスタイルに合わせた情報を最適なタイミングで通知するサービス。UIが刷新されるほか、今回の機能拡充により、コンテンツの利用履歴、ひつじのしつじくんからの質問による学習を行い、ユーザーの好みやプロフィールを学びとり、ユーザーの好みに合ったコンテンツをレコメンドしてくれるようになる。

UIを刷新

利用履歴からの学習

ひつじからの質問による学習

また、位置情報解析を強化することで、ユーザーの日常生活パターンと非日常の状態を判別し、状況にあった情報を提供する。訪問した場所や移動手段などを自動記録し、日記を作成する機能「ひつじの日記」も追加される。

位置情報解析の強化

同サービスの利用料は税別月額100円、対応機種はAndroid 4.4以上。

しゃべってコンシェルは雑談機能が強化される。これまで一往復の雑談にとどまっていたが、しゃべってキャラと連続して雑談できるようになる。また、しゃべってキャラからユーザーに話しかけるようになる。

連続雑談が可能に

同サービスは利用無料。対応機種はAndroid 4.4、iOS 7.0以上。