NTTドコモは30日、4.6インチAndroidスマートフォン「Xperia Z3 Compact SO-02G」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を11月中旬に発売すると発表した。同日に発表されたフラグシップスマホ「Xperia Z3 SO-01G」よりも一回り小さいが、カメラやオーディオなど、ほぼ同等の機能を搭載している。

「Xperia Z3 Compact SO-02G」

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「Xperia Z3 Compact SO-02G」は、4.6インチ、トリルミナスディスプレイ for mobile(1,280×720)ピクセル搭載のAndroidスマートフォン。IPX5/8相当の防水、IP6X相当の防塵に対応する。同日に発表された、フラグシップモデル「Xperia Z3 SO-01G」よりも一回り小さいモデルとなっている。ただし機能面では、「Xperia Z3 SO-01G」と同等の機能を搭載する。

カメラには、約2,070万画素のイメージセンサー「Exmor RS for mobile」や、広角撮影が可能な焦点距離25mmの新しい「Gレンズ」などのソニー独自のカメラ機能を集結。加えて、進化した電子式手ブレ補正機能や、ISO12800の高感度撮影にも対応したことで、これまで以上に薄暗い場所でも鮮明な写真や動画が撮影できるという。

オーディオ機能は、対応ヘッドホンを使用することでハイレゾ音源を楽しむことができる。また、MP3やAACなどの圧縮音源を、ハイレゾ音源相当の音質で再現する「DSEE HX」技術など、オーディオ機能でもソニー独自の技術を搭載する。さらに最大約98.0%のノイズを低減するデジタルノイズキャンセリング機能にも対応している。

そのほか、スマートフォンとしては世界で初めて「プレイステーション 4」(PS4)と連携する「PS4 リモートプレイ」機能を搭載。PS4のゲームを「Xperia Z3 Compact SO-02G」上で楽しむことができる。

「Xperia Z3 Compact SO-02G」の主な仕様は次の通り。OSは、Android 4.4。内蔵メモリは、2GB。ストレージは、16GB。外部ストレージは、microSDXC(128GB)。CPUは、クアッドコアのMSM8974AC(2.5GHz)。サイズ/重量は、高さ約127mm×幅約65mm×厚さ約8.6mm/約129g。バッテリ容量は、2600mAh。連続最大待受時間は、約650時間(LTE)、約800時間(3G)、約620時間(GSM)。防水はIPX5/8相当、防塵はIP6X相当。背面には2,070万画素、前面には220万画素のカメラを内蔵。4K動画撮影にも対応する。カラーバリエーションは、オレンジ、ホワイト、グリーン、ブラックの4色。

通信面では、受信時最大150Mbps、送信時最大50MbpsのXi(2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz)、をサポート。対応方式はFD-LTE。VoLTEに対応する。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、おサイフケータイ、NFC、GPS、ワンセグなどに対応する。なお、赤外線通信、フルセグには対応していない。

(記事提供: AndroWire編集部)